日本障害者協議会(JD) 2016年度<連続講座>国連・障害者権利条約にふさわしい施策実現を求めて! 社会保障改革の行方と障害者施策−介護保険見直しの影響と課題− 趣旨文 社会保障の基本は「自助」とする「社会保障制度改革推進法」(2012年)、その具体化としての「改革プログラム法」(2013年)に基づく、生活保護法・生活困窮者自立支援法(先行見直し)、医療・介護総合法、医療法、社会福祉法、そして障害者総合支援法の一連の法律の改定は、単に社会保障関係予算の削減・抑制というだけでなく、憲法で保障された社会保障の理念そのものを大きく見直す動きとなっています。 これら一連の「改革」は、一度の法改定にとどまらず、連続的な改定が準備され、また「我が事・丸ごと」地域共生社会実現へと束ねられ、公的サービスから除外された高齢者・障害者等の支援を「民間」に委ねる検討もすすめられています。当面する介護保険法改定では、「介護保険制度の見直しに関する意見(素案)」に基づく「改正案」づくりが急ピッチですすめられていますが、保険対象外・負担増等のあらたな問題が懸念されています。 本連続講座は、社会保障「改革」が今後どのようにすすめられ、障害者施策に影響を及ぼすのか、とりわけ「改革」の突破口としての介護保険見直しが障害者施策にどう連動するのか、問題を整理し課題を共有する機会とします。 第1回 2017年 1月25日(水曜)午後6時半〜8時半(講座1は終了しました) 社会保障改革の最新動向と保険原理の限界を問う! -権利としての社会保障確立のための運動論の展開- ◆講師:芝田 英昭 氏(立教大学コミュニティ福祉学部教授) ◆特別報告者:渡辺武志さん「いま、障害者は…当事者に学ぶ」 会場:全水道会館4階 大会議室 第2回 2017年 2月20日(月曜)午後6時半〜8時半(講座2は終了しました) 介護保険16年-あらためて制度導入の目的と改革の経過を斬る! -危惧される地域包括ケアシステムの方向性と「地域」のあり方を考える- ◆講師:服部 万里子 氏(日本ケアマネジメント学会副理事長) ◆特別報告者:羽賀典子さん「いま、障害者は…当事者に学ぶ」 会場:上智大学四谷キャンパス12号館102教室 第3回 2017年 3月15日(水曜)午後6時半〜8時半 徹底検証!パネルディスカッション 社会保障改革の動向と障害者施策への影響 趣旨説明/コーディネーター:藤井 克徳(JD代表) パネリスト 花俣 ふみ代 氏(認知症の人と家族の会常任理事) 認知症者の介護支援からみえてくるもの 山崎 光弘 氏(障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会) 介護保険優先問題に関する自治体調査からみえてくるもの 藤岡 毅 氏(弁護士) 障害者の介護保障訴訟からみえてくるもの 会場:全水道会館4階 大会議室 ◆受講料:1講座につき2,000円(3回連続5,000円)全3回の受講をおすすめします! ◆定員:各回150名 ◆要約筆記、手話通訳、点字資料(要約版)あります。 事前申し込みをお願いします。 会場案内 講座3 3月15日(水)パネルディスカッション *コーディネーター 藤井克徳 会場:全水道会館 大会議室(4階)(文京区本郷1-4-1)JR水道橋駅東口 下車2分 都営地下鉄三田線 水道橋駅A1出口1分 講座2 2月20日(月) 講師:服部万里子 会場:上智大学四谷キャンパス 12号館-102教室(1階)(千代田区紀尾井町7-1 ) JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線/四ッ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩5分 車いすをご利用の方はJR線四ツ谷口(エレベーターあり)、地下鉄は赤坂口がバリアフリーです。 ※ご注意ください※講座2会場の最寄りの上智大学北門は閉まっておりますので、正門からお入りください。 お問合わせ・お申込み先 NPO法人日本障害者協議会(JD)事務局 〒162-0052東京都新宿区戸山1-22-1  03-5287-2346 fax03-5287-2347 Eメールoffice@jdnet.gr.jp お申込の方はメール、電話等で下記項目をJD事務局までお申し込みください。 ご希望の講座番号 お名前(ふりがな) ご所属 ご連絡先(メールアドレスまたは電話番号・FAX番号) 必要な配慮(必要な項目をお選びください。) 手話・要約筆記・点字プログラム 車いす使用(有・無) その他 ***Facebook、ツイッターでも情報発信中です。日本障害者協議会で検索。