NPO法人日本障害者協議会JD 2017年度<連続講座> 国連・障害者権利条約にふさわしい施策実現を求めて! 憲法25条・生存権に基づく障害者施策のあり方を問い直す! ◆企画目的  憲法施行70年を迎えたいま、あらためて生存権保障のあり方が問われています。現在の社会保障改革は「社会保障の基本は自助」とされ、生活保護法・介護保険法・社会福祉法、そして、障害者総合支援法等の見直しが連続的にすすめられています。制度の対象者が制限され、負担を増やされ、多くの障害者・高齢者が公的サービスから除外され、生存権を脅かされています。「我が事・丸ごと」地域共生社会の実現は、公的サービスから除外された人々の支援を、地域の「助け合い・支え合い」などという聞こえの良い言葉で包み、委ねようとするものです。これは、社会保障・社会福祉における公的責任を大きく後退させるものであり、憲法で保障された生存権をなし崩し的に形骸化するものといわざるをえません。 JD2017年度連続講座では、憲法25条・生存権に基づく社会保障・社会福祉、障害者施策を守り拡充させること、障害者権利条約・「基本合意」・「骨格提言」に基づく障害者施策を実現することが喫緊の課題であることをあらためて認識し、学び、交流します。 定員は各回150名、受講料は1回2千円(3回連続5千円)全3回の受講をおすすめします。 会場は各回とも全水道会館4F大会議室(水道橋駅近く)、要約筆記、手話通訳、点字資料(要約版)あります。 事前のお申し込みをお願いします。 ◆内容 連続講座@ 日時2018年1月25日(木) 18:30〜20:30 講演『いま、人権としての障害者施策実現への不断の努力を!−生存権裁判の意義にふれながら−』 講師 いのうえ ひでお(金沢大学名誉教授) 特別報告 「いま、障害者は…当事者に学ぶ」 生活保護引き下げ違憲訴訟原告 コーディネーター 石渡和実(日本障害者協議会副代表) 連続講座A  日時2018年2月15日(木) 18:30〜20:30  講演 『検証!「基本合意」のいま ―あらためてその意義を問う−』 講師 しばの かずよし(弁護士) 特別報告 「いま、障害者は…当事者に学ぶ」障害者自立支援法訴訟 元原告 コーディネーター 斎藤なを子(鴻沼福祉会常務理事) 連続講座B  日時2018年3月15 日(木) 18:30〜20:30 パネルディスカッション『憲法・障害者権利条約にふさわしい障害者施策の実現を求めて!』   パネリスト@長谷川利夫(杏林大学保健学部教授)身体拘束問題  パネリストA増田一世(やどかりの里常務理事)A型事業所問題 パネリストB久松三二(全日本ろうあ連盟常任理事・事務局長)情報・コミュニケーション問題   コーディネーター 藤井克徳(日本障害者協議会代表) ◆会場 全水道会館 4階 大会議室(住所 東京都文京区本郷1-4-1) ・JR水道橋駅東口下車徒歩2分 ・都営地下鉄三田線水道橋駅A1出口徒歩1分 ◆お申し込み方法 メール・電話・FAXで以下のことをお伝えください。 @申込日、A参加される講座番号、B参加者氏名、C所属団体(ある場合)、D住所、EFAX・電話番号、Fメールアドレス、G障害による必要な配慮(点字資料・車いす・手話・要約筆記等…) ◆お申し込み・お問い合わせ先 特定非営利活動法人 日本障害者協議会(JD) 電話番号:03-5287-2346 FAX:03-5287-2347 メール:office@jdnet.gr.jp 住所 〒162-0052 東京都新宿区戸山 1-22-1