障害の種別や立場、考えの違いを乗りこえ、障害のある人々の社会における「完全参加と平等」や「ノーマライゼーション」の理念を具体的に実現することを目的として、各種事業を全国的に展開しています。

25年7月2日更新

洗 成子

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理事

(公社)日本精神保健福祉士協会 常務理事

 民間精神科病院で30年近くソーシャルワーカーとして現場を経験してきましたが、精神に障害のある方々が「当たり前の権利」を享受できていない多くの現実に直面し、その不条理に悩みつつも自身の力不足や不甲斐なさを感じてきました。
 個人ができることは微々たるものでしかないからこそ、日本障害者協議会のように障害当事者、支援専門職者、学識者等々のさまざまな立場の団体が結集して、より良い社会のために変革の種を蒔く活動の場は重要であると考えます。
 障害者権利条約に基づく2022年の総括所見も踏まえながら、誰にとっても安心して自分らしく暮らせる社会とはどうあるべきなのかを皆さん協議し、日本精神保健福祉士協会のスローガンでもある「すべての人に"コノ邦ニ生キル幸セ"」の実現を目指してまいりたいと思います。
                       (あらい しげこ)        

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